「子供が住むはずだった家が空き家に…」結局売却を選んだ家族のリアルストーリー | 横浜市の不動産売却、査定・買取なら(株)あおぞら不動産
「子供が住むはずだった家が空き家に…」結局売却を選んだ家族のリアルストーリー

物件概要
所在地:横浜市青葉区
形 態:戸建売却
築年数:45年以内
取引態様:一般媒介契約
成功までのストーリー
こんにちは。あおぞら不動産の高倉です。
今回は、「子供のために家を残しておきたい」という親心から空き家のまま維持されていたご夫婦(匿名希望)の売却体験談をご紹介します。
お子様が独立され、実際にはそこで暮らす予定がなくなったものの、思い入れが強く「売るのは寂しい」と一度は売却を途中で中断されたご経験がありました。
しかし、1年後に「今のまま空き家にしていても維持管理が大変だ」と改めて決断され、再びご相談に来ていただいた結果、希望価格に近い条件でスムーズに売却が成立しました。
多くの方が悩まれる「子供のために残しておいた家」の売却というケースで、同じようなお悩みを持つ方にはきっと参考になるはずです。
それでは、売主様の視点で当時を振り返っていただきましょう。
子供のために残していた家が空き家に…
子供たちが巣立った後、私たちは「いつか子供が必要になったら渡せるように」と思って、住み慣れた家を空き家のまま残していました。
敷地には木があって、枝葉の剪定や周囲への配慮など維持管理がそこそこ大変でしたが、家そのものは思い出が詰まっていますし、いずれ子供が戻ってくるかもしれないと期待していたんです。
ところが、子供もそれぞれ新居を構え、結局は使わないまま空き家が続いていく見込みになりました。
夫婦ともに年齢を重ねるうちに、「今のうちに売却しておいたほうが、もしもの時に子供たちへ負担を残さなくて済むのでは」という考えが強まっていったんです。
一度は売却を中断した迷い
そんな思いから、最初にあおぞら不動産さんへご相談し、3か月ほど売却活動を進めてもらいました。
物件の内覧なども対応していただいていたのですが、いざ現実になってくると「本当に手放していいのかな」「子供が住むかもって言ってたし」と迷いがふくらんでしまいました。
結果的に「もう少し考えさせてください」とお伝えし、売却を一旦ストップすることに。
家への愛着と、「子供のために残していたものをそう簡単には譲れない」という親心が、なかなか整理しきれなかったんですね。
ですが、あおぞら不動産の高倉社長は「いつでも気持ちが固まったときにご連絡くださいね」と、嫌な顔をせず応じてくださいました。
改めて感じた空き家管理の負担
そこから1年が経ち、改めて空き家の管理にかかる費用や手間を考えると、「子供もすでに別の土地で定住している。
これ以上先延ばしにしても、家が古くなるだけだし、何かあったら対処が難しい」と感じるようになりました。
結局、「元気なうちに家を動かせる状態にしておきたい」「将来の負担を減らしたい」という思いが高まり、もう一度あおぞら不動産さんに連絡したんです。
今度こそ本気で売却しようという気持ちでした。
すると、あおぞら不動産さんは前回と変わらない親切な対応で迎えてくれました。
複数社との一般媒介でスタート
実は再度売却を考えた際、大手不動産会社さんを含む数社と同時に一般媒介契約を結ぶことにしました。
「大手にも声をかけたほうが有利かもしれない」と思ったのが正直なところです。
ただ、最初に思い浮かんだのはやはりあおぞら不動産さんでした。
いちど売却をやめた身でありながらも、温かく受け止めてくれた姿勢が印象的だったんです。
複数社との並行活動となりましたが、こまめに連絡をくださり、物件を大切に扱ってくれるところが「やっぱり安心して任せられるな」と思いました。
測量で判明したお互いの越境問題
売却活動が本格化すると、隣地との測量をしっかり行う必要がありました。
そうしたら、お互いの越境が判明したんです。
長年住んでいた家なので、私たちとしては「そんなに大きなズレはないだろう」と思っていたのですが、細かいポイントで少し境界が重なっている部分がありました。
測量図の修正と承認に時間がかかり、不安が募る瞬間もありましたが、あおぞら不動産の高倉社長が間に入り丁寧に調整してくださったおかげで、最終的には円満に合意。
最初に「もしトラブルになったらどうしよう」と心配していましたが、プロの方がフォローしてくれたので精神的にも助かりました。
希望価格での売却が成立
そんな測量トラブルを経ながらも、最終的にはあおぞら不動産さんの仲介で希望価格に近い条件で売却が決まりました。
途中であおぞら不動産さん以外の大手不動産会社さんにも依頼していましたが、結局あおぞら不動産さんが一番熱心に買主様を探してくださり、良いご縁をつないでくれたように思います。
「やっぱり売るのはもったいないのでは」と何度も迷った分、契約が成立したときの安心感はひとしおでした。
「こんなにスムーズに決まって、本当にありがたい」と夫婦で話していたんです。
数年前の相場より上がっていたこともあり、思いがけず好条件になったのも嬉しい驚きでした。
同じように悩んでいる方へ
私たちも、一度は売却を断念した経験がありますから、「本当に手放していいのか」という迷いはよくわかります。
でも、実際に子供が住む可能性がほぼなくなった時点で、家を空き家のまま置いておくのは色々とリスクがあるとも実感しました。
大切な家だからこそ、売るかどうかは慎重に考えたいものですが、だからこそ親身になって相談に乗ってくれる不動産会社さんが必要だと思います。
私たちの場合、あおぞら不動産さんが最後まで誠実にサポートしてくれたおかげで、希望価格で無事に手放すことができました。
もし、同じように「子供が住むと思って残しておいたけど、結局住まないみたいで…」とお悩みの方がいたら、まずは状況を相談してみることをおすすめします。
きっと、私たちのように気持ちの整理をつけながら進められるはずです。
担当者よりメッセージ
今回のケースでは、「子供が住むかもしれない」と考えて空き家のまま残されていたお住まいを、一度売却を中断された後に再度ご依頼いただきました。
結果的には、隣地との測量で越境が判明するなど大変な場面もありましたが、売主様ご夫婦が前向きにご協力くださったおかげで、スムーズに希望に近い価格でお引き渡しができました。
私たちあおぞら不動産は、相続や住宅ローンの事情、そして今回のように「子供のために残しておいた空き家をどうしよう…」といった親心から生まれる悩みまで、さまざまな背景をもつ売却相談を承っています。
長く住んでいた家には思い入れやご家族の想いが詰まっているからこそ、簡単に決められない方も少なくありません。
だからこそ、私たちはお客様の揺れ動くお気持ちもしっかり受け止めながら、一緒に最良の選択肢を模索していきたいと考えています。
もし売却を迷われている方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
安心して次のステージへ進んでいただけるよう尽力いたします。

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