泥棒被害がきっかけの実家売却体験談|横浜市旭区での空き家問題と解決への道のり | 横浜市の不動産売却、査定・買取なら(株)あおぞら不動産
泥棒被害がきっかけの実家売却体験談|横浜市旭区での空き家問題と解決への道のり
物件概要
物件所在地:横浜市南区
売却物件:土地売却
築年数:51年
取引形式:専任媒介
成功までのストーリー
空き家となった実家に泥棒が侵入する―。
横浜市旭区に建つ築51年の一軒家で金谷様が直面したその出来事は、大きな決断のきっかけとなりました。
両親が築き上げ、家族の思い出が詰まった横浜市旭区の実家。
そこで起きた泥棒被害をきっかけに、空き家の維持管理、相続など、多くの空き家所有者様が直面される課題に向き合い、最適な解決策を見出された金谷様の体験談をご紹介させていただきます。
はじめに:横浜市旭区の空き家売却事例
こんにちは、あおぞら不動産の高倉です。
実家の売却は、建物の売買以上に、様々な決断と向き合う必要のある重要なライフイベントです。
今回ご紹介する横浜市旭区の金谷様の場合、築51年の実家への予期せぬ泥棒被害がきっかけとなり、空き家の維持管理や相続など、多くの課題と向き合うことになりました。
金谷様が最適な解決策を見出されるまでの経緯をお伝えさせていただきます。
思い出の実家が空き家となるまで
この家での日々は、私の人生そのものでした。
家族との何気ない日常、そして両親と共に刻んだ思い出の数々は、今でも鮮明に心に残っています。
特に母は、家族思いで近所の方々との関係も大切にする人でした。
実家は私たち家族にとって、単なる建物ではなく、家族の絆と地域との繋がりを育んだ大切な場所だったのです。
しかし、両親の高齢化という避けられない現実が、私たち家族の生活を大きく変えることになりました。
両親との時間を大切にしたいという思いから、埼玉の自宅での同居を決意しました。
その後、父が他界し、次第に母も身の回りのことが困難になっていきました。
最終的に母は高齢者施設に入居することとなり、横浜の実家は、完全な空き家となってしまいました。
完全な空き家となった空き家
空き家の泥棒被害と老朽化トラブル
そんな中、私たちを震撼させる出来事が起こりました。
空き家となった実家に泥棒が侵入したのです。
幸い大きな被害はありませんでしたが、この出来事は私たちに大きな不安を突きつけました。
さらに、築51年の家屋は、私たちの想像以上のスピードで老朽化が進んでいました。
ある日、水道管が突然破裂するという事態も発生。
火災の危険性も考えると、このまま空き家として放置しておくことへの不安は日増しに大きくなっていきました。
このような状況を見過ごすわけにはいかない、早めに売却を検討しなければ…。
そんな思いが強まっていた時、一つの情報が目に留まりました。
「あおぞら通信」との出会いと売却の決断
それは「あおぞら通信」という不動産会社の手紙でした。
何気なく目を通していた妻が「この会社、とても温かみがあるわね。ここにしない?」と提案してくれました。
実際に「あおぞら通信」を読んでみると、確かに地域に寄り添う姿勢と誠実さが伝わってきました。
この出会いが、実家売却への第一歩となりました。
相続手続きと売却活動の開始
あおぞら不動産に相談を始めようとした矢先、母が他界という悲しい出来事が重なりました。
売却の検討は一旦置き、まずは相続という現実的な課題に向き合うことになります。
妹と二人で相続手続きを進め、実家の登記を共有名義にするなど、慣れない手続きに取り組みました。
この間、具体的な売却活動は中断せざるを得ませんでしたが、相続手続きの完了とともに、改めて本格的な売却活動への一歩を踏み出すことができました。
近隣との良好な関係が実現したスムーズな売却
本格的な売却活動が始まり、まず必要になったのが境界確認の作業でした。
その際、思いがけない形で母の残してくれた財産に気付くことになります。
長年、母が大切にしてきた近隣との関係です。
特に境界標の復元作業では、母と親しくされていたお隣の方々から快いご協力をいただきました。
生前の母の気配りと近所付き合いが、こうして売却活動をスムーズに進める力となってくれたのです。
業者間取引による理想的な売却条件の実現
境界確認を終え、いよいよ本格的な売却活動に入りました。
そんな中、高倉さんのネットワークを通じて思いがけない展開が訪れます。
取引先の業者様が築古物件を探されているとのことで、当初の想定以上の条件で売却が実現することになったのです。
売却が決まってからも、高倉さんには敷地内にあった町内会の消火器の移設まで対応いただき、細部にまで配慮の行き届いたサポートのおかげで、安心して引き渡しの日を迎えることができました。
解体して無事引き渡しが完了したご実家の土地
実家売却後の新たな一歩
無事に引き渡しを終え、築51年の実家との別れを迎えました。
確かに寂しさはありましたが、売却を通じて思いがけない発見もありました。
それは、母が大切にしてきた近所付き合いのおかげで実現したスムーズな境界確認や、高倉さんの縁で実現できた好条件での売却など、人と人との繋がりが生んでくれた数々の支えです。
振り返ってみれば、実家は単なる建物以上の存在でした。
両親から受け継いだ、人との絆を大切にする心。
それは家を手放した今でも、私たち家族の中にしっかりと息づいています。
担当者より
今回の金谷様の事例は、実家の売却において重要なポイントを私たちに教えてくれました。
一つは、近隣との良好な関係の大切さです。
金谷様の場合、お母様が長年築いてこられた近所付き合いが、境界確認や測量といった重要な工程をスムーズに進める力となりました。
もう一つは、適切なタイミングでの売却判断です。
空き家の維持管理や防犯面での不安が高まる前に、具体的な対策を検討することの重要性を、泥棒被害という金谷様の経験は示唆しています。
築51年という築古物件であっても、適切な売却先とのマッチングができれば好条件での売却が可能です。
そのためには、幅広い取引実績とネットワークを持つ不動産会社選びが成功の鍵となります。
横浜での不動産売却をお考えの方、特に実家や空き家の売却でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
金谷様の事例のように、一つひとつの課題に丁寧に向き合いながら、最適な解決策を見出すお手伝いをさせていただきます。
無事売却を終え金谷様とガッツポーズ
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