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近隣の迷惑になってしまった実家の売却に成功

近隣の迷惑になってしまった実家の売却に成功

物件概要

所在地:横浜市旭区
形 態:実家売却
築年数:50年以上
取引態様:専任媒介契約

成功までのストーリー


こんにちは。あおぞら不動産代表の高倉です。

今回は実家の売却をご経験された柳さんの事例をお届けします。

柳さんは旭区にご両親から相続された実家をお持ちでした。子供の頃からの思い出が詰まった家なので、できれば売りたくないとずっとそのままにしていました。

しかしある時、柳さんの実家が近隣に「大きな迷惑」をかけることになってしまいました。

このページでは、柳さんが大切な実家の売却を決意するに至った経緯と、どのように悩みを乗り越えて売却に成功されたのか?についてお伝えします。
 

今回の事例はこんな方にご覧になってほしいです


もし、実家の築年数が経過しているけど売却する決意がつかずそのままにしてしまっている、

あるいは、横浜市から空家の管理に関する書類が届いてしまったのであれば、きっと参考になるポイントがありますので、ぜひ最後までご覧なってください。

※インタビュー内容を分かり易くするために編集を行なっています。なお、あくまで個人の感想であり、必ずしも同じ成果を保証するものではありません。予めご了承ください。


思い入れがありなかなか売却に踏み切れなかった


高倉:柳さん本日はよろしくお願い致します。


柳:よろしくお願いします。



高倉:最初に、実家を売却する決意をされた経緯についてお話を伺えますか?


柳:はい。私は数年前、両親から実家を相続しました。かなり老朽化が進んでいたのですが、幼少期の思い出が残っていてなかなか売却する気持ちになれませんでした。

いつかは手放さないといけないというのは分かっていても、両親の遺品はもちろん、家具や荷物の一つ一つにまで当時の懐かしさを思い出してしまい、手付かずのままにしていました。


近所さんからの電話で実家に慌てて飛んでいきました


高倉:実家を手なばなすというのは非常に辛いものがありますよね。私自身も大学生時代に実家を失ってしまいましたから。


柳:はい。なかなかふんぎりがつかず、ズルズルと先延ばしにしていたんです。でも、そうも言ってられない状況になってしまいました。

昨年(2019年)結構な威力の台風が来たのですが、その時に実家の屋根が吹き飛んでしまって。ご近所の方から電話がかかってきたんです。


「お宅の屋根が飛んでしまってるよ」って。


慌てて実家に向かうと、いたる所に屋根の破片が散乱していて、、、。もう少しで隣の家にぶつかる寸前でした。


高倉:本当にぶつからなくてよかったです。

 

柳:ええ。その時はかなり焦りました。もしぶつかってたらって。それに、もし通行人にでも当たっていたら?と思うと本当に怖くなりました。

すぐに近隣の方々に頭を下げて回りましたが、その時に、もうこれ以上実家をこのままにしておくことはできないと思いました。


これ以上、近隣に迷惑をかけられないと売却を決意


柳:私の両親は生前、ご近所さんとのお付き合いをとても大切にしていました。そんな両親の家がご近所の方々に迷惑をかけるのは顔向けができないと思い、売却する決意をしました。
 


高倉:つらいご決断だったと思います。ただ、ご実家を見させて頂いた時、あのままだと横浜市から特定空家に指定されてもおかしくない状況でしたから…。


※特定空家=倒壊等の危険があり早急に対処が必要な空家のこと。

行政から必要な措置をするように勧告や命令をされてしまいます。対処をせずにいると、強制的に解体されてしまうこともあります。(解体費用は持ち主に請求されます)


柳:ほんとですよね。後になってそういった制度がある事を知りました。


高倉:では、そこから不動産会社を検討されはじめた?


柳:はい。まず知人に紹介してもらった不動産会社と大手の不動産会社、2社に相談しました。ただ、どちらにも売却をお願いしたいとは思えませんでした。


高倉:といいますと?


柳:どちらの会社の担当者さんも、私のことを「お金」としか見てないんだな…というのがすごく伝わってきたんです。とにかくグイグイ契約を迫ってくる感じで。

彼らも仕事なのでしょうがない面はあると思います。しかし、売却すると決めたものの、まだ未練を捨て切れた訳じゃない状態で、あーいった対応をされてしまうと、ちょっと…。


高倉:そういう対応だと、私のことなんてどーでもよくて、自分たちのことしか考えてないんだなって感じてしまいますよね。
 


柳:そうです。で、紹介してもらった知人には申し訳ないけど他の不動産会社を検討しようと。そこでまず、あおぞら不動産に連絡することにしました。


高倉:あおぞら不動産のことは以前から知っていただいてたんでしたよね?


柳:はい。ある時からDMをいただくようになっていて、ちょっと気にはなっていたんです。人柄が良さそうだな、、とか。

※DM=あおぞら不動産が毎月発行している、不動産売買に関する豆知識を載せたニュースレター


実家を失う気持ちを理解していただけたのが大きかった


柳:それであおぞら不動産に相談することにしました。

高倉さんに今の状況をお話しすると、実は高倉さんも過去にご実家を無くされていたことがあり、私の気持ちをすごく理解していただけたんです。

最初は他にもいくつか検討するつもりでいました。

でも売却を急かすようなことも一切なく、私の気持ちを汲んでくれたこと、それに20年以上の経験があるということで、この方なら安心して実家の売却を任せられるなと感じ、その場でお願いすることにしました。


高倉:ありがとうございます。売却中に大変だったことなどはありましたか?


柳:一番困ったのは、家の中に残っている両親の遺品や荷物の処分でした。やっぱりできないんですよ。自分では。思い出がよみがえってしまって。

その事を高倉さんに相談すると、代わりにやっていただけることになりました。

その時嬉しかったのが、全てを処分するのではなく「これは残しておいた方がいいんじゃないか?」という遺品を何点か残して下さったことです。


高倉:全てを処分してしまうのは私としても強い抵抗がありましたので。


柳:お気遣いありがとうございました。

その後、解体工事も無事に終わり、高倉さんに依頼してから3ヶ月くらいで売却が決まりました。

買主様もとても良い方でした。

「大切に使わせていただきます」と言ってくださり、すごく嬉しかったですね。こんな方に引き継ぐことができるなら両親も喜んでくれるんじゃないかなって。

肩の荷が降りたというか、どこか気持ちが晴れてホッとした気分になりました。
 


高倉:無事、良い買主様を探すことができて私もホッとしています。売却まで大変なことが沢山あったと思います。本当にお疲れ様でした。


柳:ありがとうございます。


高倉:最後に、柳さんが実家の売却を通して気づかれた事をお伺いしてもよろしいでしょうか?


良い条件だけで選ぶのはオススメできない


柳:そうですね。あくまで私の考えですので、全ての方に当てはまるわけではないのですが、

私は良い条件を提示してくれているから、というだけで不動産会社を選ぶのはおススメできないですね。どうしても売値とか良い条件を出してくれるところを選びがちだと思うんです。

もちろん私もそれは大切だと思います。でも、それ以上に担当者の人柄というか、自分とフィーリングが合うか?というところの方がもっと重要だと思います。

売却期間中は色んな悩みや問題がつきものです。

特に私の場合は実家の売却ということもあり、悩みがとても多く、相談の回数も人一倍多かったと思います。

でも、その度に嫌な顔一つせず、親切に分かりやすく説明して下さったり、提案をいただけたりで本当に安心だったんです。

そういったところは数字では見えないので。だから人柄が重要になってくると思うんです。

そもそも最初の査定額と売却額は違いますしね。


高倉:はい。そこを結構勘違いされてしまう方が多いんですよね。やっぱり不動産会社としては仕事が欲しいので、本来の価格より「盛った」査定額を出してしまうものなんです。


柳:ですよね。ただ結果的にですけど、実は他の不動産会社さんが提示してくれた価格より高く売れたんですよ。


高倉:あ、そうだったんですか?


柳:はい。やっぱり経験豊富なだけあると感じました。


高倉:いえいえ、とんでもないですよ。


柳:言うだけなら誰でも大きいことは言えます。でもそれを本当にやってくれるのか?は別です。

なので、売却を依頼するなら、この人に本当に実力があるのか?信頼できる人柄なのか?この2点をしっかりと考えること。これが私の気づきですね。

そう考えると、高倉さんは間違いないかと思います。
 


高倉:ご推薦頂きありがとうございます(笑)


柳:いえいえ、本当にお世話になりましたからね。


高倉:柳さん本日は貴重なお話をして頂きありがとうございました。


柳:こちらこそありがとうございました。

私が担当しました
(株)あおぞら不動産 代表:高倉由浩
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