相続した築50年以上の実家を手放すまでの1年半。葛藤と決断を支えた横浜市泉区の売却ストーリー | 横浜市の不動産売却、査定・買取なら(株)あおぞら不動産
相続した築50年以上の実家を手放すまでの1年半。葛藤と決断を支えた横浜市泉区の売却ストーリー

物件概要
所在地:横浜市泉区
形 態:土地売却
築年数:50年以上
取引態様:専任媒介契約
成功までのストーリー
こんにちは、あおぞら不動産の高倉です。
今回は、横浜市泉区で築50年以上のご実家を相続され、約1年半かけて売却された遠藤様のストーリーをご紹介します。
すぐには手放せなかったご実家への想い、そして前に進む決断。
その背景には、多くの葛藤と選択がありました。ここからは、遠藤様の目線でお話しします。
手放すには早すぎる——そう思っていた
両親が相次いで亡くなり、私が相続人になったのは、ほんの数カ月の間の出来事でした。
築50年以上の実家は、幼い頃の思い出が詰まった場所。
玄関の香り、廊下のきしむ音、庭の柿の木——その一つひとつが、私の原風景です。
それでも売却をすぐに決断できなかったのは、娘と孫が近くに住んでいたから。
「将来、一緒に暮らせるかもしれない」という淡い期待があったのです。
広い土地だからこそ、新しい家を建てて…と夢を描く日もありました。
しかし孫が小学校に入学し、生活が別の地域で落ち着いたことで、その可能性は現実的ではなくなりました。
この頃から、「空き家として老朽化させるより、活用してくれる人に渡す方がいい」と思うようになりました。
大手では感じられなかった安心感
相続をすると、想像以上に多くの不動産会社から資料が届きます。
大手の会社にも相談しましたが、「売ること」が先に立ち、私の事情や気持ちに寄り添ってくれる印象はあまりありませんでした。
そんな中で出会ったのが、あおぞら不動産の案内文。
地域密着ならではの温かい言葉と、わかりやすく誠実な説明に「この会社なら信頼できそうだ」と感じ、依頼を決めました。
不成約からの再スタート
売却活動を始めた当初、購入希望者が現れましたが、条件が折り合わずに話は流れてしまいました。
落胆した矢先、当時の担当者が独立することになり、不安が募ります。
しかし、新たに担当となった高倉さんは、私の事情を一つひとつ丁寧に聞き取り、わかりにくい不動産用語も噛み砕いて説明してくれました。
「この人なら最後まで任せられる」と思えた瞬間でした。
更地にして活用した特例
売却計画を練り直す中で、高倉さんから「更地にすることで空き家の3000万円控除を使えます」と教えてもらいました。
荷物の処分や建物解体、測量など、初めて経験することばかりでしたが、全てを手配してもらえたおかげで大きな負担を感じずに進められました。
見積もり額には一瞬驚きましたが、「必要経費」として前向きに受け止めたことで、迷いのない選択ができたと思います。
長い時間が、結果的に味方になった
売却までの期間は約1年半。
決して短くはありませんでしたが、その間に不動産市況は上向き、結果的に好条件で成約することができました。
途中、他の不動産会社が無断で訪問し、「相場以上で買うお客様がいる」と名刺を置いていったこともありましたが、高倉さんに相談すると冷静に対応してくれ、その都度安心感を与えてくれました。
あおぞら不動産をおすすめする理由
この経験を通じて感じたのは、「不動産会社選びで一番大切なのは、信頼できる人に任せること」だということです。
営業トークはいくらでもできますが、その裏にある誠実さは短いやり取りでは見抜けません。
あおぞら不動産は、最初から最後まで私の立場に立って、真剣に動いてくれました。
相続や空き家の売却で迷っている方には、自信を持っておすすめできます。
担当者よりメッセージ
遠藤様は、ご家族との将来を考え、当初はご実家を残す選択肢をお持ちでした。
しかし状況の変化を冷静に受け止め、前向きに売却を決断。
荷物処分や解体、測量といった工程も一つずつ着実に進めていただきました。
売却までの1年半は長期でしたが、市場環境が好転したタイミングで成約となり、私たちも大変嬉しく思います。
相続や空き家の売却でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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