リフォーム直後なのに10年以上空き家…実家売却で不安を乗り越えた話 | 横浜市の不動産売却、査定・買取なら(株)あおぞら不動産
リフォーム直後なのに10年以上空き家…実家売却で不安を乗り越えた話
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物件概要
所在地:横浜市泉区
形 態:土地売却
築年数:40年以内
取引態様:専任媒介契約
成功までのストーリー
こんにちは。あおぞら不動産の高倉です。
今回は、横浜市内でご家族のご実家をリフォームした直後に空き家になってしまい、長年そのままの状態だったにもかかわらず、最終的にはスムーズに売却まで進められたKK様の事例をご紹介します。
空き家になった実家を手放すかどうか悩んでいる方にとって、少しでも参考になるお話になれば幸いです。
それでは、実際に売却を経験されたお客様ご本人のエピソードをお届けしましょう。
直前にリフォームしたのに空き家にしてしまった理由
両親から受け継いだ築40年の実家は、実は父が介護施設に入所する直前にリフォームを施したばかりでした。
母が他界した後、施設への入所が急に決まり、「せっかく快適に暮らせるようにしておいたのに」と心残りがあったのをよく覚えています。
ただ、いざ父が施設に移ってしまうと、私自身はすでに別の場所で家庭を持っていたため、そのリフォームしたばかりの実家に住む予定もなくなってしまったんです。
さらに、仕事や子育ての関係で頻繁に実家へ足を運ぶことも難しく、一時的には「将来、誰かが住むかも」という希望的観測で空き家のまま残しておくことにしました。
でも気がつけば10年近く経過し、最初はまだ綺麗だったはずの家がいつの間にか痛みも激しくなってしまったんです。
空き家の維持がもたらす思わぬ負担
リフォームしたばかりなのに空き家で放置――正直、もったいないとは思っていました。
けれども、当時は「使わない家があるだけ」だと深刻に考えていなかったんですね。
しかし、いざ空き家状態が長引くと、いろんな負担がのしかかってきました。
● 老朽化の進行
せっかくのリフォームも、誰も住まない状態だと換気や掃除が行き届かず、建物の傷みが想像以上に早く進むんです。
屋根や外壁の一部では、苔や汚れが目立ち始めました。
● 庭木の手入れ
築40年ともなると庭木も大きく立派に育っています。
台風や強風のときは隣家に枝が越境していないかが気になるし、定期的に植木屋さんに依頼する費用もかさむようになりました。
● 固定資産税や維持費
空き家でも当然、固定資産税などは負担し続けなければなりません。
月日が経つほどお金がかかることに改めて気づいたとき、「このまま放っておいていいものか」と不安が増していきました。
「直前にリフォームしておいた家だから、いつかは何とかなるだろう」と安易に構えていた部分もありましたが、実際にはそんなに甘くないですよね。
どんどん状況が悪化しているのを肌で感じて、いよいよ本格的に売却を考えるようになりました。
売却を決意するまでの葛藤
ただ、売却となると、いろいろなハードルが頭に浮かびました。
特に気になっていたのは、父がまだ健在で施設に入所していることです。
「父の意思を尊重できるだろうか」「兄弟とどう意見をまとめればいいのか」など、家族みんなが納得して進められるように調整する必要があったんです。
たらどうしよう」という漠然とした不安も拭えませんでした。
実際、「古い家だけどリフォームしてある」ことが売却のプラスになるのか、あるいは「長期間空き家だった」という事実がマイナス要素になってしまうのか、全く分からなかったんです。
あおぞら不動産さんのDMがきっかけに
そんな状態だったので、最初は「やっぱり大手の不動産会社に相談すべきなのかな」と漠然と思っていました。
でも実際には、こちらからアクションを起こすまでには至らず、どこへ声をかけていいのかもわからないまま日々が過ぎていたんです。
そのときに目に留まったのが、あおぞら不動産さんから定期的に届いていたDMでした。
空き家問題や相続物件の売却に関する情報がわかりやすくまとめられていて、「ああ、ここなら丁寧に相談にのってくれそう」と思えたんですね。
実際、DMを熱心に届けてくださったのはあおぞら不動産さんだけだったので、迷うことなくご連絡を差し上げました。
「小さな会社だからこそ親身に対応」という安心感
最初にあおぞら不動産さんを訪問したときに、担当の高倉さんがおっしゃったのが、「私たちは小さい会社ですが、だからこそ細かいところまで行き届いたサポートをします。
ぜひご希望に沿えるように頑張ります!」という言葉でした。
大手と比べて実績が少ないのでは? と少し心配もしていた私には、この言葉が大きな後押しになりました。
実際にお話しすると、私たちの事情を丁寧に汲み取りながら、「リフォーム歴があっても空き家期間が長いと、査定や購入希望者の心理にどんな影響が出るか」「売却前の費用負担はどこまでを想定すればいいのか」など、具体的に解説してくれたんです。
近隣の承諾がもらえない…大きな不安との闘い
売却活動が進むにつれ、やはり課題はいくつも出てきました。
その中でも特に大変だったのは、近隣の方からなかなか承諾を得られないという問題でした。
境界線の確定に同意をいただかないと、買主さんへの引き渡しが滞る恐れがある、という話になってしまったんです。
この時点で私は「もうダメかもしれない」とすら思いました。
そもそも長年空き家にしていたことで、近隣の方に迷惑をかけていたかもしれませんし、「今さら話を持ちかけても聞いてもらえないんじゃないか」と不安でいっぱいでした。
あおぞら不動産の粘り強いフォロー
しかし、その不安を一掃してくれたのもあおぞら不動産さんでした。
高倉さんが直接ご近所に足を運んで、必要書類の内容や承諾していただくメリット・デメリットを丁寧に説明してくださったんです。
もちろん、私もできる範囲でお手伝いをしましたが、専門的な言い回しなどはどうしても難しいですよね。
結果的には、近隣の方も「誠実に説明してもらえて納得した」ということで、承諾のハンコをいただけました。
あのまま自力で動いていたら、かなりの時間をかけても解決しなかったかもしれません。
スムーズな引き渡しと満足できる売却条件
売却活動は大きなトラブルなく進み、最終的には私が希望していた時期に引き渡しを完了できました。
価格についても、正直「多少下がっても仕方ない」と覚悟していたのですが、思っていた以上に納得のいく金額を提示してくださる買主さんに出会えてラッキーだったと思います。
もちろん、私たちがリフォームした履歴や家の手入れ状況をきちんと説明できたのも良かったのでしょう。
あおぞら不動産さんの的確なアドバイスがあったからこそ、「ここをアピールすれば好印象につながりますよ」といったポイントを押さえて内見に臨めました。
こうしてすべてが順調にまとまり、「やっと肩の荷が下りた」というのが正直な感想です。
同じようにリフォーム後の空き家で悩んでいる方へ
もし、リフォームしたばかりの家なのに、何らかの事情で長い間空き家になってしまっている方がいらっしゃるなら、「せっかく手を入れたのに、このままでいいのかな……」と躊躇してしまう気持ちはよくわかります。
ですが、空き家状態が長引けば長引くほど、維持費やトラブルリスクは確実に高まってしまうのも事実です。
私自身、正直なところ「まだ大丈夫だろう」と先延ばししていた部分がありました。
でも実際に動き始めてみると、不安や面倒事は早めに向き合ったほうがスムーズに解決できると痛感しました。
特に、地元に精通した不動産会社をパートナーに選ぶことで、近隣対応や地域特有の査定ポイントなどを踏まえたサポートが得られますし、安心感がまるで違うんです。
もちろん、複数の不動産会社へ相談すれば、より高い価格で売れる可能性もあるかもしれません。
しかし、実際に引き渡しまでこぎつけるとなると、想像以上に細かな手続きや思わぬトラブルが発生することも多く、一筋縄ではいかないのが不動産売却の現実です。
今回の経験を通じて私は、「最後まで誠実に寄り添ってくれるか」「地域事情を理解しているか」「何かあっても迅速に対応してくれるか」が、結果的に最も重要だと感じました。
担当者よりメッセージ
あおぞら不動産の高倉です。
KK様、このたびは、大切なご実家の売却をお任せいただき、誠にありがとうございました。
リフォームしてから空き家になっていた物件ということで、ご家族の皆さまも「本当にもったいない」と感じていらしたのではないかと思います。
とはいえ、相続や介護など、生活環境の大きな変化の中では、なかなか家の管理まで手が回らないことも多いですよね。
私たちは小規模な会社だからこそ、お客様一人ひとりのお悩みに合わせて、じっくりと寄り添い、専門的な手続きや近隣対応も含めてサポートしております。
相続物件や任意売却を視野に入れた売却など、どのような状況でもお気軽にご相談ください。
今回の記事が、「同じようなことで悩んでいる」という方のお役に立てば幸いです。
あおぞら不動産では、皆さまが安心して不動産売却を進められるよう、お手伝いさせていただきます。
まずはどんな小さなお悩みでもかまいません。ぜひ、一度ご相談にいらしてください
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