相続した横浜の実家が売れない悩みを解消!専任から一般媒介への転換で成功した事例 | 横浜市の不動産売却、査定・買取なら(株)あおぞら不動産
相続した横浜の実家が売れない悩みを解消!専任から一般媒介への転換で成功した事例
物件概要
所在地:横浜市港南区
形 態:戸建売却
築年数:30年以内
取引態様:一般媒介契約
成功までのストーリー
こんにちは。あおぞら不動産の高倉です。
今回は、横浜市港南区で中古戸建ての売却をご依頼いただいたK様のケースをご紹介します。このケースは、相続した実家の売却でお悩みの方々にとって、大変参考になる内容だと思います。
相続した実家を売却中の方は、こんな悩みを抱えていませんか?
・なかなか買い手が見つからない
・専任媒介で不動産会社に任せているのに、全然進展がない
・このまま売れないのでは…という不安が日に日に大きくなる
実は、相続物件の売却に苦戦する方は決して少なくありません。多くの方が「専任媒介なら確実に売れるはず」と期待しながら、何ヶ月も経った挙句に途方に暮れてしまうのです。
私は不動産業界で20年以上のキャリアを積み、数多くの難しい物件を売却してきました。その経験から言えるのは、「売れない」と思われた物件でも、適切な戦略さえあれば必ず道は開けるということです。
この記事では、K様の事例を通じて、専任媒介で行き詰まった相続物件が、一般媒介に切り替えることで見事に売却できた実例をご紹介します。なかなか売れないと思った時に、なぜ一般媒介への切り替えも時には有効な戦略なのか、その理由がご理解いただけるかと思います。
相続した実家をスムーズに売却し、新たな人生のステージに進みたい方は、ぜひ最後までお読みください。きっと、あなたの物件売却の道筋が見えてくるはずです。
相続した戸建てを売却することに
私たち夫婦は、元々両親が購入し、その後相続した戸建てに住んでいました。
この家には、30年以上の思い出が詰まっています。子供の頃の私の成長を見守ってきた壁のキズや、家族で過ごした温かい団らんの記憶など、一つ一つが大切な思い出でした。
結婚して新しい家族を持つことになり、マンションを購入する決断をしました。
しかし、この相続した家を手放すかどうかは本当に悩みました。夫婦で何度も話し合いを重ね、両親の写真を前に座り込んで、彼らならどう考えるだろうかと想像したこともあります。
ある日、子どもが生まれて数ヶ月後、抱っこしながら家の中を歩いていると、急に「この子の新しい思い出は新しい家で作っていくんだ」という思いが湧いてきました。その瞬間、この家を次の家族に引き継ぐ決心がついたんです。
資金需要は特になく、売り急ぐわけではなかったのでできるだけ高く売却したいと考えていました。
でも同時に、両親から受け継いだこの家を大切にしてくれる新しい家族に引き継ぎたいという思いも強くありました。
売却活動開始:思わぬ壁に直面
売却活動を始めてみると、最初は内見の申し込みすらない状況が続きました。
仕方なく、価格を引き下げることにしましたが、それでも思うような反響がありません。当初の希望額を下回る金額で妥協するべきか、非常に悩みました。
さらに、最初に依頼した不動産仲介業者の対応にも不満を感じるようになりました。『早く売った方がいい』と急かされる感じがして、困惑していたんです。
あおぞら不動産との出会い
そんな時に、あおぞら不動産の高倉さんに相談する機会がありました。
最初の電話相談で、高倉さんの対応に驚きました。他の不動産会社が「早く売れば」と急かす中、高倉さんは「お客様のペースで大丈夫ですよ」と言ってくれたんです。
高倉さんは私たちの状況をよく理解してくれて、「そんなに焦って売却しないといけないわけじゃないですよ」と言ってくれました。
さらに、「この家への思い入れはどうですか?」「新しい家族にどんな風に住んでもらいたいですか?」といった質問をしてくれて、家を売るという行為が単なる取引以上の意味を持つことを理解してくれていると感じました。
また、当時はコロナ禍で、生まれたばかりの子どもがいたこともあり、高倉さんは「まずは購入したマンションに引っ越してから、空き家にして売却した方が良いのでは」とアドバイスしてくれました。
高倉さんの説明によると、売却活動中に不特定多数の人が内覧で家に入ることになるので、それはコロナ禍では特に赤ちゃんにとってリスクが高いとのことでした。
このアドバイスを聞いた時、夫婦で顔を見合わせて安堵したのを覚えています。他の不動産会社からは、こんな細やかな配慮は一切なかったんです。
高倉さんは「赤ちゃんの安全が一番大事です。家の売却はその後でも遅くありません」と言ってくれて、本当に私たちの立場に立って考えてくれているんだと実感しました。
専門知識が活きた瞬間
他社での専任媒介による売却活動がうまくいかず、内見の申し込みも少なく、値下げをしても反響が得られない状況が続きました。毎日のように不安な気持ちで過ごし、このまま売れないのではないかと落ち込むこともありました。
希望売却額を下回る金額での販売を検討せざるを得ない状況になった時、思い切って再度高倉さんに相談しました。
高倉さんは快く相談に乗ってくれ、「一度、物件を見せていただけますか?」と提案してくれました。
高倉さんが実際に物件を見学した際、彼の眼の付け所の鋭さに驚きました。「この家、浄化槽付きですね」と一目で判断し、「横浜では珍しいんですよ」と教えてくれたんです。
これは他の不動産会社からは一切指摘されなかったポイントでした。
高倉さんは浄化槽について詳しく説明してくれました。「浄化槽付きの物件は維持費がかかるため、買主さんにとっては懸念材料になることがあります」と、これまで気づかなかった売却する上でのデメリットを丁寧に説明してくれました。
特に印象的だったのは、浄化槽のブロワーの電源管理についてのアドバイスでした。「内覧のときだけ電源のブレーカーをONにする方法は避けた方がいいですよ。浄化槽の機能が低下してしまって、悪臭の原因になる可能性があります」と具体的に指摘してくれました。
このアドバイスのおかげで、物件の価値を落とすことなく、適切に管理することができました。
高倉さんの提案で、専任媒介から高倉さんを含む3社での一般媒介契約に切り替えることになりました。この決断が、その後の売却活動を大きく変えることになったんです。
スムーズな売却へ
高倉さんのサポートのおかげで、売却活動はスムーズに進みました。物件周辺の眺望は、写真のように良好で、陽当たりも抜群でした。これは、買主様にも評価されたポイントの一つだったと思います。
眺望も陽当りも抜群
浄化槽の電源管理以外にも印象的だったのは、インスペクションで雨漏りが見つかった際の対応です。高倉さんは即座に買主さんに伝え、透明性を保ってくれました。これは私たちにとっても、買主さんにとっても安心材料となりました。
売却活動の状況が見えず不安だった状況は、高倉さんが担当してくださるようになってから大きく改善されました。頻繁に連絡をいただけたことが、本当に安心につながりました。また、契約を終えるまでの細やかな気遣いにも大変助けられました。
同じように売却を検討している方へ
不動産売却は本当に苦労も手間も多いのですが、親身になって対応してくれる不動産仲介業者の存在は大変心強いです。
高倉さんのような気遣いのできる方に相談しながら進めていくのがおすすめです。
特に、物件の特殊性や市場の状況など、専門的な知識を持った方のアドバイスは非常に重要だと感じました。
担当者よりお客様へのメッセージ
K様、この度は横浜市港南区の高台に位置する中古戸建ての売却をお手伝いさせていただき、ありがとうございました。
専任媒介契約から一般媒介契約に移行され、当社も売却の窓口となり、最終的に当社で売却することができました。物件の陽当たり、眺望の良さを買主様にも気に入っていただけたと思います。
お母様と娘様の共有名義でしたので、お引渡し時にお二人で写真を撮らせていただきました。残念ながらスタンプで隠れてしまいましたが、素敵なスマイルショットを撮ることができました。
相続した戸建売却後の記念撮影
横浜の不動産、特に戸建ての売却でお悩みの方は、物件の特性や市場の状況など、様々な要因を考慮する必要があります。
あおぞら不動産では、お客様一人ひとりの状況に合わせた、きめ細やかなサポートを心がけております。お気軽にご相談ください。
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